2014年11月30日日曜日

リストラの影響についての四方山話

 公示を明後日に控え、私の事務所が中原区の下沼部に開設されるため、近隣の皆さんへのあいさつに伺いました。私の事務所は来年のいっせい地方選挙で県会選挙の事務所として予定しているところでもあり、君嶋ちか子・中原区県政相談室長にも同行していただきました。

 
 近隣の商店街の向河原のお店にも伺いましたが、あるお店で
「消費税増税も頭にくるけど、この景気の悪さはどうしようもないね。」
「目の前にNECとルネサスがあるけど、ルネサスなんか労働者がリストラされてあのビルなんか閑散としているらしいよ。かっては靴屋さんとかいろんな業者がビルに入れて商売してたけど、今はひとつも入ってないらしい。」
「若い労働者なんか商店街でまったく買い物してくれない。それどころか、自分でお握りつくって持ってきて、お昼に食べてるらしいね。かわいそうだよ。」
と話していました。

大企業がリストラによって人件費を削り、利益をいくらあげても景気がよくならないことを実感させられました。まさに「この道しかない」ではなくて「この道には先がない」ということです。

 明るい話もありました。別のお店では、若い女性の店員さんが「君嶋さんってポスタ-そのものなんですね。ぜひ今度の選挙で9条守るために共産党さんに頑張ってほしいんです。」「私がこんなこと喋ったのは、ほかの店員さんには内緒にしてください。」と小さな声で要請されました。



 

沖縄について思うこと

 日本共産党は今度の選挙で「5つの転換」を訴えています。私も連日街頭でこのことを訴えていますが、沖縄のところでいつも思うことがあります。
 灰谷健次郎さんに「太陽の子」という著作があって、私のふるさとでもある神戸が舞台になっているので、読んだことがあります。その中で沖縄出身の山之口獏さんという詩人の「座布団」という詩が紹介されています。

 土の上には床がある
 床の上には畳がある
 畳の上にあるのが座布団でその上にあるのが楽といふ
 どうぞおしきなさいとすすめられて
 楽に坐ったさびしさよ
 土の世界をはるかにみおろしてゐるやうに
 住み馴れぬ世界がさびしいよ
 
 この詩は、沖縄をいろんな犠牲にして平和や経済発展を謳歌している本土の人たちへの強烈な皮肉になっているという詩です。
 人の犠牲の上に成り立っているような幸福などずいぶん居心地が悪いでしょうと言われているようで、本土の人間として沖縄を語るときの矜持としています。


 先般の知事選挙の結果には身震いするような感動を受けました。沖縄の皆さんの奮闘に学び、必ず今回の総選挙で「民意」と「国会議席」の比率が限りなく同じになるように頑張りたいと思います。

2014年11月27日木曜日

実家から私の妻宛に手紙とカンパが届きました

実家から私の妻宛に手紙とカンパが届きました。
「夏から秋冬と異常気象が続いていますが、今度は突然、衆議院解散十二月総選挙が発表になり、智裕がニ度目の10区候補に決まり、大変な年末になりました。仕事、家事、智裕の応援にと忙しい毎日だと思います。頑張ってください。

今朝、神戸の「赤旗」にも供託金募金の封筒が入っていましたので、そちらにも少し廻しましたので、半端な金額になりましたが、入用の足しにしてください。一票でも多く獲得出来、家内安全を祈っています。くれぐれも体に留意してください。着いても電話はいりません。父、母より」

2014年11月21日金曜日

私の決意

【総選挙への挑戦にあたっての決意】

神奈川10区(川崎区・幸区・中原区の一部)では、NECやルネサス、東芝などの電機リストラにより労働者の尊厳が踏みにじられています。無法なリストラ・解雇をやめさせる解雇規制法など、安心して働き続けられるルールを確立することを提案し、その実現を訴えていきます。

社会的弱者といわれる低所得者や高齢者、子どもたちが消費税増税など安倍政権の暴走に苦しめられています。

共産党の議席は悪政からくらしを守る「住民の命綱」です。その命綱の一人となるために全身全霊でがんばります。

2014年11月20日木曜日

歴史的な選挙をたたかえることは誇り

志位委員長を迎えての演説会で、以下のような訴えをしました。

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神奈川10区(川崎区・幸区・中原区の一部)から立候補を決意しました、中野としひろです。
ちょうど2年前の総選挙に、初めて候補者としてたたかい悔しい思いをしました。こんなに早くリベンジの機会がおとずれたことに、とても喜んでいます。

安倍暴走政治が国民にもたらしている痛みは、あまりにも目にあまるものがあります。この安倍政権にキッパリと審判をくだし日本共産党の躍進の流れを本格的にものにしていく歴史的選挙を、予定候補者として再びたたかえることを誇りに全力をつくして頑張ります。